今日では、多くの企業がすでに、Amazon Web Services、Microsoft Azure、Google Cloudなど、複数のクラウドプラットフォームを使用してインフラ環境やアプリケーションを導入しています。さらに、それらが柔軟に利用できるようになったことで、クラウドのリソースを積極的に管理しなければならない状況になってきています。
このようなマルチクラウドのインフラ環境は、クラウドサービスがパブリッククラウドやプライベートクラウドのサービスプロバイダに分散している場合、特に複雑かつ動的です。USU Hybrid Cloud Managementは、このようなインフラ環境を効率的に一つのアプリケーションで管理することができます。
USU Hybrid Cloud Managementを使用することでクラウドの使用状況に関する透明性を高めます。SaaS、PaaS、IaaSのいずれでも、ハイブリッドクラウド環境の管理、コストの監視、リソースの効果的な導入などを支援します。ハイブリッドクラウド管理プラットフォームの全機能の概要をご覧ください。
一元化されたツールで全体表示することで、複雑なマルチクラウドやハイブリッドクラウドのインフラ環境を管理できます。
すべてのクラウドサービスのコスト管理を維持します。使用していないが、コストが発生しているクラウドリソースを特定します。
実際のクラウドコストをもとに、年度のフォーキャストの計画を立て、ビジネスにおける意思決定を情報に基づいて行うことができます。
統合的な監視と早期警告システムにより、クラウドベースのビジネスサービスの可用性を高めます。
現在保有しているライセンスのインベントリの状況を把握し、ライセンスが過剰か不足しているかを確認することができます。
不正なクラウドサービスを特定し、企業のポリシーに準拠したクラウドの利用を確保します。
クラウド CMDBはクラウドリソースに関する情報の根幹となるもので、クラウドプロバイダーのウェブインターフェースを介してリソースデータを読み込んで作成されます。これにより、予定されていたIaaSやPaaSのクラウドリソースのインベントリが提供されます。さらに、クラウドリソースはビジネスサービス、サービスコンポーネント、コストセンターに割り当てられ、読み込まれたデータをもとに、サービス構造が自動的に作成されます。
予算計画がメインのクラウドコスト管理システムに直接送られた場合だけ、コスト管理が効率的に遂行されます。これを実現するのがUSU Hybrid Cloud Managementツールです。クラウドリソースやそれに関連するビジネスサービスについて、総合的な結果/計画の分析を行うことができ、年次フォーキャストのクラウドコスト管理として総合的な見解を得ることもできます。さらに、ERPシステムと連携(統合)することで、クラウドコストの請求が自動化でき、クラウドリソースが有効でコストが発生している場合でもそれが未使用のままかどうかも表示されます。これにより、クラウドコストを確認するだけでなく、最適化することも可能です。
クラウドライセンス管理は、ハイブリッドITインフラ環境にインストールされ、利用されているソフトウェアについて、透明性の高い概要情報を提供します。統合されているコンプライアンスチェックを利用すると、ライセンスが不足しているか過剰であるかを即座に知ることができます。このように、USU Hybrid Cloud Managementソフトウェアはコストを下げるためだけではなく、コンプライアンス違反のリスクを軽減することも可能です。ライセンス管理は、ソフトウェアの種類やクラウドプロバイダーごとにインストールされたソフトウェアを特定することができます。また、コスト削減につながる項目を特定するために、BYOLライセンスにおけるインストールの可用性や利用状況も表示されます。クラウドライセンス管理により、コスト削減の可能性や不要なコストの回避を支援します。
USU Hybrid Cloud Managementツールは、統合され、ベンダーに依存しないタグ付けメカニズムにより、ITガバナンスに関する恩恵を受けることができます。これにより、コストセンター、ビジネスサービス、組織構造に、クラウドリソースの統合されたマッピング構造を展開することが可能となります。また、偏差値レポートにより、無効または欠落したタグを持つすべてのリソースの概要を把握することができます。これにより、クラウドガバナンス管理のポリシーや規定へ準拠しているかどうかを常に確認できるようになります。
クラウドリソースや関連したビジネスサービスの利用状況や可用性を簡単に把握することができます。サービス品質保証(SLA)契約などに基づいて基準を定義することで、契約を超えた場合や計画から逸脱した場合に自動的にアラートで促すことができます。さらに、詳細なモニタリングダッシュボードで根本原因分析も提供します。ダウンタイムリスクの軽減や、ハイブリッドクラウド環境の事前対応的な運用に貢献します。
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